3Dアトリエ P/G Ver1.5 アップデートファイル 1-3
【ご注意】
※ここで紹介しておりますアップデートファイルは 3Dアトリエ Ver.1.5の製品版専用のアップデートファイルです。3Dアトリエ Ver.1.0には使用できませんのでご注意下さい。また、本アップデートを実行後は、3D アトリエをインストールしたフォルダの
Programs フォルダにある init.env と 3dadc.cfgを削除 してください。
今回のアップデートの内容
3D Atelier本体(Ver.1.50->Ver.1.63)
- クロスカーソルに対して位置スナップが有効にならないバグの修正。
- 数値入力によるオブジェクトのコピーの際、途中で編集可能最大面数又は頂点数を超えたためデータサイズエラーになってコピーが中止された場合、その後でオブジェクトの総数がおかしくなるバグの修正。
- フリーズされた面を含むオブジェクトから選択された面をデタッチ又はコピーしようとするとオブジェクトが壊れるバグの修正。
- 編集可能最大面数又は頂点数ぎりぎりのオブジェクトの編集操作を行う際、オブジェクトが壊れることがあるバグの修正。
- ファンクションキー(F1からF12)に割り当てたショートカットが一つずつずれるバグの修正。
- プリミティブの生成コマンドに割り当てたショートカットが有効にならないバグの修正。
- サイドパネルにツールヒントを表示するオプションの追加。
- [面のアトリビュート設定]のダイアログボックスから[面を選択する]コマンドによってアトリビュートを設定する際、
他の面と接続していない面に対してはうまく設定できないバグの修正。
- これまでのPOLYLINE形式に加え、3DFACE形式のDXFファイルを出力するオプションを追加。
- DXFでセーブを行う際に指定した倍率が、セーブした後で編集中のオブジェクトにも反映されてしまうバグの修正。
- アップデート3を行うとオブジェクト->オブジェクトの削除で全選択をして削除しても全部のオブジェクトが消えなくったバグの修正。
クイックシェーダー(Ver.1.50->Ver.1.60b)
- 32BPPの画面モードで表示がおかしくなるバグの修正。
2Dトレーサー(1.50->1.60b、Pのみ)
ろくろ(Ver.1.50->1.60a、Pのみ)
レンドコントローラー(1.50->1.64a)
- テクスチャーを含めてVRML2.0に完全対応。(詳細は別記)
レンドコントローラのアップデート版があります。
このファイルのアップデート後には必ず、
Windows版 3Dアトリエ P/G Ver1.5 アップデートファイル4のダウンロードをアップデートしてください。
(内容:VRMLセーブ時のバグを修正 他)
- DoGa形式でセーブする際にFSCがセーブできないバグの修正。
- RSQファイルをロードする際、Modeldata、Textureフォルダの移動等によって記録されている内部パスに所定のファイルが見つからない場合、その場所を改めて指定できるように修正。
- DirectX形式のデータをセーブする際に、テクスチャーの相対パスによる指定とモデルサイズのスケーリングが可能になった。
データコンバーター(ver.1.50->ver.1.61)
- 処理の高速化。
- これまでのPOLYLINE形式に加え、3DFACE形式のDXFファイルを出力するオプションを追加した。
- FDD、MOなどのリムーバブルメディアをファイルの入出力先として指定してデータのコンバートを行ってプログラムを終了した後、それらのメディアを取り外して再びプログラムを起動すると正常なファイルの入出力ができなくなるバグの修正。
RENDCTRL(レンドコントローラー)Ver1.6xについて
特徴
- テクスチャーとしてBMPのほかにJPGとGIFがサポートされた。
- VRML出力でテクスチャーをサポートし、出力オプションがついた。
- テクスチャーを回転する時に特定の座標軸を固定する機能がついた。
- モデラーからのデーター変更を監視し、更新されると自動的に読み込む機能がついた。
- テクスチャーやモデルデータの場所を移動して見つからない場合に、手動で探す機能がついた。
- 各コントロールウインドウの初期座標を記憶するようになった。
自動更新機能
- プルダウンメニューの[オプション]の下に「モデルの自動更新」という項目が追加されました。
これをチェックしておくと、レンダリング設定の最中にモデルを変更したい時に便利です。
Rend Controlerはそのまま閉じずにモデラーでそのモデルを編集し、同じ名前でセーブします。
そうしますと、新しいモデルが自動的にロードされます。
- ※この機能が邪魔な場合は、「モデルの自動更新」のチェックをはずしておいてください。
VRMLの注意
p>ウオークスルータイプ(内部を歩き回る)のデータを作成する場合には次の事に注意してください。
- 最初に出現する位置はモデラーでのワールド座標系の(0,0,0)になります。
モデラーで「ユーザー座標のリセット」コマンドを使って、その後Oモードで全てのオブジェクトを移動し、適当な位置にセットしてください。
- スケールはモデラーの100を1メートルと考えてモデリングすると丁度良い大きさになります。
例えば天井の高さが3メートルだとすると、モデラーでは300になるようにモデリングします。
ポップアップウインドウの「計測」機能を活用してください。
- これは全ての場合に言えることですが、モデルはできる限り単純にして、クスチャーはできる限り小さくするよう心がけましょう。
VRMLはリアルタイムで表示することが前提ですので、動きの軽さが重要です。
細部にこだわりすぎて重いデータは良くありません。
- VRMLでの出力結果をレンダリングして確認したい場合に、
壁や天井が邪魔で部屋の内部が確認できない場合があります。
このようなときは、Rend Controlerの[表示>レンダリングの設定>Rend3DA]
の「裏面を描画する」というチェックをはずします。VRMLというのは
内部から見るための設定ですから、壁や天井は内側が表に設定されているはずです。
裏面を描画しないということは、外から眺めた時に内部が透けて見えるということになります。
VRMLのセーブオプションについて
- 「VRMLの用途」
3Dアトリエが出力するVRMLファイルは、全体のサイズを極力小さくするために、
テクスチャーデータは外部ファイルとして URL の形式で与えます。
(内部に含める方式だと、JPG形式にできないため全体が巨大なものになります。)
外部ファイルということは、場所の指定が必要になるわけで、ここではそれを設定します。
「ファイルで指定する」を選択した場合は、RSQファイルで保持されている
ハードディスク内のパス名が自動的に設定されます。「サーバーの場所」を
選択した場合は、場所で指定した http:// が場所情報として書き込まれます。
- 「VRMLのセーブ方法」
VRMLファイルはアスキー形式ですので、セーブした後に
ワードパッド等のスクリーンエディタで編集が可能です。
「見栄え優先」を設定した場合、タブやインデントが設定され、
編集時に見やすいような形式で出力されます。
後で編集の必要がない場合には「サイズ優先」で出力してください。
この場合必要のないタブやインデントはセーブされませんので
ファイルのサイズが1〜2割程度ですが小さくなります。
- 「VRML」のタイプ
これは見たままの意味ですので、目的に合わせて選択してください。
- 「スケール」
通常は「モデラーの1.0を1センチにする」を選択してください。
VRMLのタイプで「内部を飛び回る」を選択している場合などは、
「自動調整」にした方が良いかもしれません。
こちらはモデルのサイズを適当な大きさに調整しますので、
モデリング時に自由な大きさで行うことができます。
- 「ヘッドライト」
VRMLにはヘッドライトというオプションがあります。
通常はブラウザのプラグインで切り替えられるようになっていますが、
ここではそのデフォルトを設定することができます。
VRML推奨ブラウザ
- 出力したVRMLファイルは、ネットスケープ及びインターネットエクスプローラ+以下の環境で動作チェックしてあります。
<シリコングラフィックス社>
Cosmo(TM) Player1.0.2a
【ご注意】
レンドコントローラのアップデート版があります。
このファイルのアップデート後には必ず、Windows版 3Dアトリエ P/G Ver1.5
アップデートファイル4のダウンロードをアップデートしてください。
アップデート内容:
VRMLセーブ時のバグを修正し以下の環境で動作します。
<シリコングラフィックス社>
Cosmo(TM) Player2.0
Cosmo(TM) Player1.0.2a
<ソニー社>
Community Place Browser Version 2.0 (Netscape Helper) PR2 (Direct3D版)
<マイクロソフト社>
Microsoft VRML 2.0 Viewer (version 1.0)
他の環境で問題がありましたらユーザーサポート宛てにご連絡ください。
アップデートの方法
- 5.0(SP2)をお使いになっていない場合や、これまでVB5.0で作られたプログラムをインストールした事がない場合は、まずVB5.0ランタイムをインストールする必要があります。 VB5.0ランタイムはこのホームページからもダウンロードできますが、容量が大きく、ダウンロードに時間がかかりますので、できるだけ雑誌の付録CD-ROMからランタイムインストーラーまたはVB5.0で作られたプログラムを入手して必要なランタイムをインストールするようにして下さい。
このような方法でVB5.0のランタイムが入手できない場合は、このホームページから VB5RUN.exeをダウンロードして下さい。
VB5RUN.exeは自己解凍形式の圧縮ファイルになっていますので、
アイコンをダブルクリックして適当な解凍先を指定して解凍して下さい。
次に解凍先のフォルダに移動してその中のsetup.exeを実行します。
その際、初期化ファイルのインストールが終了した時点でコンピューターの再起動を求められますので、指示に従って再起動した後、もう一度setup.exeを実行して残りのファイルをインストールしてください。
再起動した時点では、全てのファイルのインストールは終了していませんので注意して下さい。
再起動を求められなかった場合は、既にランタイムがインストールされていたということなので、
そのまま 2)に進みます。
また、ランタイムのインストールは一度行うだけで十分なので、例えば3D Atelierを再インストールし、
アップデートをやり直す場合でも改めてランタイムをインストールする必要はありません。
- 3D Atelier-Gをお使いの場合はc150163.exeを
3D Ateiler-Pをお使いの場合はそれに加えてp150163.exeをダウンロードします。
お使いの3D Atelierの種類と一致しないファイルをダウンロードしてもアップデートを行うことはできませんのでご注意下さい。
- 3)C150163.exeをダブルクリックします。
- インストールマネージャーが起動します。
ファイルの解凍用の一時フォルダ、3D Atelierのインストール先フォルダなどは自動で設定されるため、普通はオプションを変更する必要はありませんが、特に変更が必要な場合はここで設定します。
- [インストール]ボタンをクリックすると、自動的にファイルの解凍とインストールが実行されます。
- インストール終了の確認のダイアログボックスが開きますので、[OK]をクリックし、次にインストールマネージャーの[終了]ボタンをクリックします。
- 3D Atelier-Pをお使いの場合は同様にP150163.exeを実行します。
- 最後に必ず3D Atelierをインストールしたフォルダの
Programsフォルダにあるinit.env、3dadc.cfgを削除します。
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